“古典柄”にはそれぞれ意味があるのを知ってましたか?
古来より人は模様に意味をこめてきました、浴衣でよく見られる古典柄にもそれぞれ意味があり、そんな定番柄の意味をご紹介したいと思います。柄の意味を知って、これからは少し違った感じで浴衣が着れるのでは?
…長寿、復活、変化。恋愛面では「ずっと続く」願い。
「長」の音から、「長寿」などの意味があります。
さなぎから蝶に羽化する様子から、「復活、変化」「不老不死」の意味。
…知性美。
すらっと伸びる水仙は、凛として涼やかな印象。そんな姿が柄となって知性を表現します。
…忍耐力、繁栄、澄んだ心。
冬を耐え忍び、春一番に花をつける姿から、「忍耐力」の象徴とされます。梅には「澄んだ心」という花言葉もあります。
他にも
●牡丹・芍薬 …幸福、富貴。
●撫子(ナデシコ) …笑顔、優美。
●トンボ …必勝。
●菖蒲(アヤメ) …必勝、礼儀正しい、魔除け。
●椿 …発展、長寿、美しさ。
●桜 …始まり、豊かさ。
●藤 …いつまでも美しく、子孫繁栄。
●ツバメ…恋を運ぶ、家庭円満。恋愛運にきく柄。
など、古典柄には素敵な意味が込められています。
着物の前を合わせたとき,外側になる部分。
着物の前を合わせたとき,内側になる側。
女性物や子供物の和服の身頃(みごろ)のわき明き。
また、その寸法。袖付け下からわき縫いまでの間。
衣服を背筋の所で縫い合わせること。また、その縫い目。
着物や浴衣の最下端。長着(ながぎ)では腰の辺りにあたる。
和服の襟の、胸で合わせる部分。
女性の帯の結び方の一種。垂れの下の部分を上にたくし込み、手先をお太鼓の裏側にたたんで入れ込んでおく。
年齢,未婚既婚を問わず最も一般的な結び方。作り帯もある。
女性が着物を着るとき、着丈より余った分を腰のところで折り返しておくこと。また、その部分。
女帯の一種。並幅(約36センチ)を半分に折って仕立てている。
縫い目や折り目を固定するために、仮に押さえ縫いをしておく糸。
ゆかたを購入した際には、しつけ糸を忘れずにはずしましょう!